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「NISAって結局どう使えばいいの?」——この記事は3分で“要点→やり方→失敗しがちな勘違い”まで丸わかりにします。完コピOK、そのままブログに貼り付けて使えます。
この記事でわかること
- まず押さえる数字は3つだけ(120万/240万/1,800万)
- 売却で“非課税枠”は翌年に復活。ただし年360万円の当年枠は戻らない
- 今日からできる5ステップとつみたてモデル例(1万/5万/30万)
[目次]
- NISAの超要約(まずは3行)
- 絶対に覚える数字「120・240・1,800」
- 何が買える?(つみたて投資枠/成長投資枠)
- “枠の復活”の正しい理解(当年は戻らない)
- つみたてモデル(1万/5万/30万)
- はじめ方5ステップ
- よくある勘違いQ&A
- まとめ&次アクション
NISAの超要約
- 運用益が非課税(通常は約20%課税→NISAならゼロ) 金融庁
- 年間投資枠は最大360万円(つみたて120万+成長投資240万) 金融庁
- 一生の非課税保有限度額は1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで) 金融庁
絶対に覚える数字「120・240・1,800」
| 指標 | 上限 | ポイント |
|---|---|---|
| つみたて投資枠 | 120万円/年 | 対象は長期向けの投信等 |
| 成長投資枠 | 240万円/年 | 個別株・ETFなども可 |
| 年間合計 | 360万円/年 | 両枠は併用OK |
| 生涯の非課税保有限度額 | 1,800万円 | うち成長投資枠は1,200万円まで |
2024年から制度は恒久化&非課税保有期間は無期限。長期・分散・積立が前提の制度設計です。 金融庁
何が買える?(つみたて投資枠/成長投資枠)
- つみたて投資枠(年120万):金融庁が定める長期・積立・分散に適した投信などが対象
- 成長投資枠(年240万):個別株、ETF、REIT、公募株式投信等(一定の除外あり)
※細かな対象は公式資料の表がわかりやすいです。 国税庁+1
“枠の復活”の正しい理解(当年は戻らない)
- 非課税保有限度額(総枠1,800万円)は“売却の翌年以降”に復活して再利用可(簿価=取得金額ベース)。
- ただし、当年の“年間投資枠(最大360万円)”は売却しても復活しません。
→ 例)100万円で買った商品を年内に売っても、その年の残り枠は増えません。復活するのは翌年に100万円分。 金融庁+2三菱UFJ銀行 FAQ+2
つみたてモデル(家計に合わせて3パターン)
① 月1万円モデル(“まずは慣れる”)
- つみたて投資枠で全世界株インデックス中心
- 目安:月1万円 × 12か月=年12万円(年120万円の1割)
- “続けられる額”でOK。家計の固定費を先に整えるのがコツ
② 月5万円モデル(“家計最適化+副収入で増やす”)
- つみたて投資枠80%(広く分散)+成長投資枠20%(ETFなど)
- 目安:月5万円 × 12か月=年60万円
- クレカ積立やポイント取りこぼし防止で実質利回りUP
③ 月30万円モデル(“年間360万円満額に近づける”)
- つみたて投資枠最大化(年120万円)+成長投資枠年240万円を計画的に
- 一括ではなく定期買い+買付ルール(リバランス基準)を先に決める
投資比率・商品は各自のリスク許容度で微調整。迷ったら“広く・安く・長く”でOK。
はじめ方5ステップ(今日から)
- 証券会社でNISA口座の申し込み(18歳以上、口座は1人1つ/金融機関変更は年単位) 金融庁
- 本人確認・マイナンバー提出
- 入金&クレカ積立の有無を設定(ポイント活用)
- 商品選定(まずは“つみたて投資枠”で分散)
- 自動積立をON(放置で続く仕組み化)
よくある勘違いQ&A
Q1. 売却したら“枠”はすぐ戻る?
→ 戻りません。翌年以降に“非課税保有限度額”が簿価ベースで復活します。当年の年間360万枠は復活しない。 三菱UFJ銀行 FAQ+1
Q2. NISAの利益は本当に非課税?
→ はい。通常は約20%課税ですが、NISA口座の運用益は非課税です。 金融庁
Q3. NISA内で出た“損”は他口座と損益通算できる?
→ できません(NISAは“損がないものとみなす”扱い)。特定口座などとの損益通算・繰越控除は不可です。 国税庁
Q4. 旧NISAを持ってるけど、新NISAの1,800万円枠と合算?
→ 別枠管理(旧NISA残高は新NISAの外枠で管理)。 金融庁
Q5. 何歳から作れる?
→ 18歳以上で、日本在住ならOK(1月1日時点の年齢基準)。 金融庁
まとめ&次アクション
- 数字は3つ:「120・240・1,800」
- 枠は翌年復活/当年360万円は復活しない
- 長期・分散・積立+自動化で、NISAは“生活の仕組み”に
CTA
- ① 家計アプリで毎月の“余力”を見える化
- ② つみたて投資枠で全世界株インデックスの積立をON
- ③ 成長投資枠はETFで淡々と(比率とルールを先に決める)
- ④ 半年に1回、リバランス&点検(商品は“増やしすぎない”)
投資は自己責任。制度・商品は変更がありえます。最新の公式情報を必ず確認してください。 金融庁
参考(公式・一次情報)
- 金融庁「NISAを知る(制度のポイント/年間360万円/1,800万円・無期限・翌年復活/18歳以上・1人1口座)」 金融庁
- 金融庁資料「NISAを利用する皆さまへ」(非課税保有限度額の考え方/翌年再利用) 金融庁
- 国税庁「新NISAの概要」(対象商品の違い/損益通算不可の注意点) 国税庁
- (補足)大手行FAQ「当年の年間投資枠は復活しない」明記あり 三菱UFJ銀行 FAQ


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