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この記事でわかること
- 入金力ってそもそも何?
- どこから手をつければいいの?
- 今日からできる「入金力を増やす7つのコツ」
「投資を始めたいけど、そもそも入金するお金がない」
「副業する前に、まず家計を整えたい」
ねらい:家計の見える化ツール
- マネーフォワードME
- 家計簿アプリ
- 資産管理アプリ
入金力=「毎月、投資や貯金に回せる余力」
まず大前提。
入金力とは?
「給料日ごとに、どれだけ投資・貯金に回せるか」という“家計の筋力”
ざっくり式にすると、
入金力 = 手取り収入 −(固定費+変動費)
同じ手取り30万円でも…
- Aさん:生活費28万円 → 入金力 2万円
- Bさん:生活費22万円 → 入金力 8万円
10年続けると、資産差は数百万円〜1,000万円クラスになります。
だからこそ、
どの投資商品が一番増えるか?
よりも、
毎月いくら入金し続けられるか?
を優先した方が、長期では圧倒的に有利です。
入金力を増やす3つの方向性
入金力は、次の3つの組み合わせでしか増えません。
- 収入を増やす
- 支出を減らす
- お金の流れを仕組み化する
全部いきなり完璧にやる必要はなし。
この記事では、この3つを7つの具体的なコツに分解して紹介します。
コツ① 「今の入金力」をざっくり見える化する
まずは現状把握から。
1ヶ月だけでいいので、次の3つをメモします。
- 手取り収入:◯◯万円
- 固定費:家賃/スマホ/保険/サブスクなど
- 変動費:食費/日用品/交際費/趣味など
そしてスマホのメモに、
手取り −(固定費+変動費)= 今の入金力:◯◯円
と書いてみてください。
マイナスでも大丈夫。スタート地点が分かっただけで大きな一歩です。
コツ② 固定費を3つだけ見直して「土台の入金力」を上げる
次にやることは、毎月かならず出ていくお金=固定費のカットです。
一度見直せば、そのあとずっと入金力が増え続けるので効果は超大。
特に効きやすいのはこの3つ。
- スマホ料金(大手→格安SIMなど)
- 保険(入りすぎていないか見直し)
- サブスク(ほぼ使っていないもの)
例:スマホ+保険+サブスクで月1〜2万円アップも
- 大手キャリアから格安SIMへ:▲3,000〜5,000円
- なんとなく入っている保険を整理:▲3,000〜10,000円
- 使ってないサブスク解約:▲1,000〜3,000円
合計で、月5,000〜2万円の入金力アップも普通にあります。
コツ③「余ったら貯金」ではなく「先に入金して残りで暮らす」
入金力の最大の敵が、
余ったら貯金・投資しよう
という考え方です。
ほとんどの月は「余りません」。笑
先取りのやり方(シンプル版)
- 給料日当日に「入金額」を決める(例:手取りの10〜20%)
- その分を、別口座 or 証券口座へ自動振替
- 残ったお金で1ヶ月をやりくり
手取り30万円なら、
- 毎月5万円を先取り入金
- 残り25万円で生活
というイメージです。
コツ④ 口座を3つに分けて「お金の役割」を決める
お金が一つの口座にまとまっていると、
「使っていいお金」と「貯めるべきお金」がごちゃ混ぜになります。
そこでおすすめなのが3口座ルール。
- 生活費口座
- 積立・投資口座
- 特別費口座(旅行・家電・車検など)
こう分けるだけで、
- 生活費に使いすぎても、積立口座には手を出しにくい
- ボーナスの振り分けも、事前にルールを決めやすい
など、入金力が守られる仕組みができます。
コツ⑤ 残業より「時給アップ」を狙う
支出を削るだけでは限界があります。
次のステップは収入アップですが、闇雲な残業はおすすめしません。
狙うべきは、
同じ時間で、今よりも稼げる状態=「時給アップ」
時給アップの具体例
- 本業:資格やスキルを磨いて昇給・昇格
- 転職:同じスキルでも給与水準が高い業界へ
- 副業:ブログ/Webライター/動画編集など、“積み上がる系”
「気合いの残業」より、
「ベース給そのものを上げる」方が、中長期的な入金力の伸びが大きいです。
コツ⑥ 昇給・ボーナス時に「半歩だけ」生活レベルを上げる
昇給やボーナスが出ると、つい…
「少しくらい、生活レベル上げてもいいか」
となりがちです。
この「少し」が積もると、
収入は上がっているのに貯金は増えない人が出来上がります。
昇給・ボーナスのルール例
- 昇給額の50%以上は入金力アップに回す
- ボーナスは「入金・特別費・ごほうび」にあらかじめ割合を決める
- 例:入金40%/特別費30%/ごほうび30%
ルールさえ決めておけば、お金が増えるタイミング=入金力が伸びるタイミングに変わります。
コツ⑦ 「利回り目標」ではなく「年間入金額目標」を持つ
最後はマインドの話です。
多くの人が、
- 年◯%で運用したい
- どの投資信託が一番増える?
と「利回り」に目が行きがちです。
もちろん大事ですが、それ以上に、
**自分でコントロールしやすいのは「年間どれくらい入金するか」**の方。
目標の立て方の例
- 1年目:毎月2万円 → 年間24万円入金
- 2年目:毎月3万円 → 年間36万円入金
- 3年目:毎月5万円 → 年間60万円入金
こんな感じで、
「今年の利回り」ではなく「今年の入金額」
を手帳やスマホの待ち受けに書いておくと、
行動が自然と「入金力アップ」に向きます。
まとめ:入金力は「仕組み」と「習慣」で決まる
最後にもう一度、7つのコツを振り返ります。
- 今の入金力を数字で見える化する
- 固定費(スマホ・保険・サブスク)を3つだけ見直す
- 「余ったら貯金」をやめて、給料日当日に先取り入金
- 口座を3つに分けて、お金の役割を決める
- 残業ではなく、「時給アップ」を狙う
- 昇給・ボーナスで生活レベルを上げすぎない
- 「利回り」より「年間入金額」にフォーカスする
入金力は、才能ではなく仕組みと習慣の結果です。
まずは今日、
- スマホのメモに「今の入金力」を書く
- 固定費を1つだけ見直す
- 給料日翌日の「自動振替」を1つ設定する
このどれか1つだけでもOKです。
入金できる額が増えた瞬間から、あなたの将来の資産グラフは静かにカーブを変え始めます。


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