夫婦で世帯年収1000万円超えは上位12%?パワーカップルじゃなくても「長期分散投資」で報われる話

お金

「世帯年収1100万円ってパワーカップルなの?」というモヤモヤ

最近、「夫婦で世帯年収1100万円のわが家はパワーカップル?」という記事が話題になりました。ファイナンシャルフィールド

共働きで夫婦合計年収が1000万円を超える家庭。
聞くだけだと「勝ち組」「余裕ありそう」と思われがちですが…

  • 子どもが生まれる
  • 住宅ローンが始まる
  • 教育費がじわじわ増える

このあたりが重なってくると、数字ほどの「余裕」は感じにくいのがリアルなところです。


データで見る「世帯年収1000万円超」の立ち位置

厚生労働省の最新調査では、世帯所得階級別の割合が公表されています。ファイナンシャルフィールド

ざっくりポイントだけ抜き出すと…

  • 世帯所得1000万円超の割合:12.3%
  • 世帯所得1100万円以上:9.5%
  • 所得の中央値:410万円
  • 平均所得:536万円(この金額以下の世帯は約62%)

つまり、

「うち、世帯年収1000〜1100万円くらいなんだけど…」

という家庭は、データ上は**上位1〜2割の“高所得ゾーン”**です。

でも同時に、

「中央値410万円」「平均536万円」と比べると、
子ども3人+住宅ローンありの共働き世帯だと
“そこまでの贅沢感はない”

というのも正直な実感だと思います。


子どもがいると「お金の悩み」はワンランク重くなる

世帯年収がそこそこあっても、子育て世帯には特有のプレッシャーがあります。

  • 教育費(塾・習い事・高校・大学)
  • マイホームの頭金&住宅ローン
  • 車の買い替え
  • 保険料
  • 食費・光熱費・通信費の上昇

どこを切っても**「固定費の塊」**。

さらに、

  • 残業は減らしたい
  • でも世帯収入はキープしたい
  • そのうえで「老後資金も教育費も」って正直きつい

…という、板挟み状態になりがちです。

だからこそ、
「働き続けるだけじゃなく、お金にも働いてもらう」
という発想が大事になってきます。


長期・分散・積立こそ、共働き子育て世帯の「味方」

ここで出てくるのが王道ワード、

長期 × 分散 × 積立

です。

  • 投資に回せる金額は、最初は月1〜2万円でもOK
  • 子どもの手が離れてきたら少しずつ増額
  • 20年、30年と時間を味方につける

このスタイルなら、
「忙しくても・難しい勉強をしなくても」続けやすいのが強みです。

長期分散投資で目指す「3つの安心」

  1. 教育費の“ドカンと支出”に備える
  2. 住宅ローン完済後のセカンドライフに備える
  3. 「仕事やめたい」と思ったときの選択肢を増やす

今すぐFIREを目指す必要はありません。
共働き&子育て世帯に必要なのはむしろ、

「働き続けてもいいし、ペースを落としてもいい」
そんな選択肢を増やしておくこと

だったりします。


その入口にぴったりなのが「新NISA」と「iDeCo」

共働き&子育て世帯にとって、税制優遇は味方につけないと損です。

  • 新NISA:運用益・配当が非課税
  • iDeCo:掛金が全額所得控除、運用益も非課税

どちらも、「長期分散投資」と相性バツグン。

✅ 共働きだからこそ、夫婦それぞれにNISA枠・iDeCo枠がある
✅ 2人分を合わせると、非課税枠はかなり大きい

この「夫婦2馬力の非課税枠」を、できるところから少しずつ埋めていくのが、パワーカップル“未満”でもできる大きな武器になります。


証券口座は「シンプルで続けやすい」かどうかが大事

子どもがいると、とにかく時間がない。
だからこそ、投資を始めるなら、

  • スマホだけで完結できる
  • つみたて設定がわかりやすい
  • いろんな商品はあるけど、初心者は“迷いにくい”

こんな証券会社を選ぶのが現実的です。

そこで候補に上がるのがマネックス証券


マネックス証券

なぜマネックス証券が「共働き子育て世帯」と相性がいいのか

マネックス証券は、共働き世帯が「最初の1口座」として選びやすいポイントがそろっています。※詳細スペックは公式サイトで要確認&最新情報チェックを推奨。

① スマホ完結で、口座開設〜つみたて設定までスムーズ

  • スマホで申込〜本人確認まで完了
  • 忙しい共働き夫婦でも、スキマ時間で作業しやすい

② 新NISA用のインデックス投信ラインナップが豊富

  • 全世界株式・米国株式などの定番インデックスが揃っている
  • 初心者でも「これ一本+α」で組みやすい

③ 夫婦それぞれ口座を作って「家族まるごと運用」がしやすい

  • 夫用口座:老後資金&セミリタイア用
  • 妻用口座:教育費&ライフイベント用

…という感じで、目的別に運用イメージを分けると、モチベーションも続きやすくなります。


マネックス証券

✅ 新NISAのつみたて先がまだ決まっていない
✅ とりあえず1社にまとめて管理したい
✅ 夫婦で「将来」の話をするきっかけが欲しい

マネックス証券

共働き夫婦+子どもあり家庭向け「現実的なステップ」

いきなり月10万円の積立なんて、正直ムリです。
共働き子育て世帯向けには、こんなステップがおすすめ。

STEP1:夫婦で「投資に回せる金額」をすり合わせる

  • まずは月1〜3万円の範囲で
  • 夫婦それぞれの小遣い、固定費の見直しも含めて検討
  • 「無理せず10年以上続けられる金額」を最優先

STEP2:新NISAで「全世界株 or 米国株インデックス」に一本化

  • 変に分散しすぎるより、まずはシンプルに1〜2本
  • 積立設定をしたら、基本は“ほったらかし”

STEP3:ボーナスの一部を「スポット投資」&「現金クッション」に

  • ボーナス時に、普段のつみたて額に上乗せ
  • 同時に、生活防衛費として現金もキープ
  • 「投資7:現金3」など、家庭の安心ラインを決めておく

STEP4:5年・10年単位で「家族会議」

  • 「この5年でどれくらい増えたか?」
  • 「教育費の見込みは?住宅ローンの繰上げは?」

を夫婦で共有。
“数字を見ながら話せる”のが、共働き世帯の強みです。

マネックス証券

「パワーカップル」じゃなくても、長期分散投資なら報われる

世帯年収1000〜1100万円は、統計上は上位1〜2割の高所得層です。ファイナンシャルフィールド

ただし、子どもがいて、住宅ローンもあって…と考えると、
「うちは全然パワーカップルなんかじゃない」
と感じる家庭も多いはず。

でも大事なのは、

  • 他人と比べて「多い/少ない」と悩むことではなく
  • 今ある収入の中から、どれだけ早く「長期分散投資」を始めるか

です。

  • 月1万円でも、20年続ければ大きな違い
  • 夫婦それぞれが非課税枠を使えば、その差はさらに拡大

今日がいちばん若い日。
子どもたちの未来と、自分たちの老後のために、
「ちょっとだけ未来の自分たちにお金を送っておく」。

その送り先として、
マネックス証券の新NISA口座での長期分散投資は、
共働き子育て世帯にとって、かなり現実的な一歩になります。

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