結論
- 迷ったら:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
└ 手数料が激安で“これ1本で世界”が完成。つみたてNISAの王道。 - 米国に寄せたい:SBI・V・全米株式インデックス・ファンド or eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
└ 長期で米国中心ならこちら。 - よく聞く楽天・全世界(楽天・VT)は“比較対象”として優秀。ただしつみたて投資枠は対象外なので注意(買うなら成長投資枠)。楽天証券
なぜ“低い手数料”が正義か(将来リターンへの効きがデカい)
- いまや投信の信託報酬はETF並みに低コストのものが出ています。つまり“ETFは安い・投信は高い”は昔話になりつつある。MUFGバンキング
- 具体例:
おすすめ3本(つみたてNISAで使いやすい“ど真ん中”)
1) eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- これ1本で先進国+新興国+日本に分散。連動指数はMSCI ACWI。マネックス証券
- 信託報酬:年0.05775%。新NISAの“つみたて投資枠”でOK。楽天証券
- こんな人に:
「悩みたくない」「世界の成長にまるごと乗りたい」「乗り換え前提の細かな調整は面倒」
2) SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
- **米国のほぼ全市場(CRSP USトータル)**に連動する王道。長期で“米国強気”ならこれ。APL Wealth Advisor
- 信託報酬:年0.064%(超低コスト帯)。つみたて投資枠でOK。SBIアセットマネジメント
- こんな人に:
「世界より米国に厚め」「GAFA+米国株主導の時代に賭けたい」
3) eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 連動指数:S&P500。米国大型株にドンと乗るシンプル王道。
- 信託報酬:年0.0814%。2025年に引き下げが入ってさらに安く。楽天証券+1
- こんな人に:
「S&P500でいい」「情報量が多く続けやすい」「家族や同僚に説明しやすい」
「eMAXIS Slim vs 楽天・全世界(楽天・VT)」ここだけ押さえる
- 指数の違い:
- 手数料:
- オルカン 0.05775% vs 楽天・全世界 0.179%(管理費用)。差は小さく見えて長期だと無視できない。楽天証券+1
- NISAの枠:
- オルカン=つみたて投資枠 対象。
- 楽天・全世界=つみたて投資枠 対象外(買うなら成長投資枠)。楽天証券
まとめ:手数料最優先で長期積立なら、まずはオルカンがシンプル&強い選択。
よくあるQ&A
Q. ETFじゃなくて投信でいいの?
A. いまは投信の低コスト化が進み、ETF同等レベルの手数料の投信も増えています。自動積立・端数買付・リバランスの手間減など、運用の続けやすさで投信を選ぶ価値は大。MUFGバンキング
Q. オルカンと楽天・全世界、どっちが増えますか?
A. 指数(MSCI vs FTSE)の違いはあるものの、どちらも“世界まるごと”。違いは主にコスト。低コストほど将来リターンに効くので、長期積立なら“安い方”を優先。参考比較記事でも、両者は同じ“全世界”カテゴリーで語られます。ダイヤモンド・オンライン
今日からやることリスト(3ステップ)
- 銘柄を1~2本に絞る(世界1本 or 米国1本/世界+米国)
- つみたて設定(毎月・ボーナス月も可、最初は少額でOK)
- 増額より継続を優先(下がっても“買い続ける”のが勝ち筋)
CTA:はじめる環境を整えるだけで勝率が上がる
- クレカ積立のあるネット証券を使う(ポイント=実質の“超低コスト化”)
- 分配金は自動再投資、ノーロード/信託財産留保なしを基本に
- 毎月の家計フローで“積立が自動で回る”仕組み化を
この記事のデータ前提
- 料金・対象枠等は2025年10月27日(JST)時点の公表情報。
例:オルカン0.05775%、S&P500 0.0814%、SBI・V全米0.064%、楽天・全世界0.179%、つみたて枠の可否など。最新の目論見書・販売ページでご確認ください。楽天証券+4楽天証券+4楽天証券+4
最後に
リターンは運用が決める。差は“続けられる仕組み”と“手数料の差”が作る。
面倒を減らして、あとは放置。これが長期投資の最短ルートです。


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