週2日でできる!ネギ栽培・年間スケジュール完全ガイド

栽培

ねぎ栽培って、実は“毎日世話する作物”じゃありません。
勝負は 「段取り」と「ピーク作業の潰し方」。ここを押さえると、週2日でも十分回せます。

この記事は、こんな人向けです。

  • 平日は本業で、畑は週末中心(週2日)
  • ねぎを“安定して回す”年間計画が欲しい
  • 失敗しがちな「草・水・病気」を最小労力で抑えたい

週2日ねぎ栽培の結論:やることは3つだけ

週2日運用を成立させるコツは、シンプルにこの3つです。

① 作業を“週1回のまとめ作業”に寄せる
水やり・草取りを日次運用にしない(=設計で潰す)

② 山場は“機械”で踏み潰す
「定植」「土寄せ」「収穫」「草」はピーク化するので人力縛りは破綻しやすい

③ 1週間遅れても詰まない“余白”を最初から入れる
雨・体調・家族イベントが必ず来る。最初からバッファ込みで組む


週2日モデル:おすすめの“週の回し方”

基本はこの2パターンが強いです。

  • 土曜:重作業(定植・土寄せ・追肥・防除・収穫)
  • 日曜:軽作業(除草チェック・資材補充・出荷準備・記録)

または、平日1日使えるなら

  • 水曜:見回り+軽作業(30〜60分)
  • 土曜:重作業(3〜5時間)
    が最強。日曜が家族デーにできます。

年間スケジュール(月別):週2日で回す“やること表”

※地域差があるので、時期は「目安」。あなたの地域の作型に合わせて前後してください。

1月

  • 収穫(冬ねぎ)/出荷
  • 追肥は“少量・回数少なく”を意識
  • 霜柱や凍結で倒伏しやすい→無理な作業は避ける

週2日運用の要点:収穫を“固定曜日化”してリズムを作る


2月

  • 収穫継続
  • 春作の計画(苗・資材・肥料)
  • 圃場の排水チェック(溝切り・暗渠の詰まり確認)

ここで差がつく:排水が悪いと、その年ずっと苦しむ(草も病気も増える)


3月

  • 春作の育苗開始(購入苗でもOK)
  • 元肥・耕起・畝立て準備
  • 雑草が動き出す前に“先手”を打つ

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4月

  • 畝立て → 定植(春作の山場①)
  • 活着までの水管理(週2日しか行けないなら“設計”で解決)
    • 敷き草/点滴チューブ等

週2日運用のコツ:定植は「1日でやり切る」より“2回に分けて事故を減らす”


5月

  • 追肥1回目(少量)
  • 除草(山場②)
  • 病害虫の初動(早期発見が最安)

週2日運用の要点:草は“抜く”より“生やさない”

  • 高畝/通路防草シートで勝つ

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6月

  • 土寄せ1回目(白い部分を作る)
  • 追肥2回目
  • 梅雨=病気が増えやすいので「混みすぎ」を避ける

週2日運用のコツ:土寄せは“遅れたら終わり”じゃない。焦って傷める方が損。


7月

  • 収穫(夏ねぎがある場合)
  • 草が爆発(山場③)
  • 高温で弱りやすい→無理に触らない日も必要

ここで折れる人が多い:夏の草
→ 対策は「通路」「畝肩」を先に潰すこと

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8月

  • 秋冬作の準備(育苗・苗手配)
  • 圃場の片付け・太陽熱消毒を検討(地域次第)
  • 台風・豪雨の備え(溝切り・排水)

週2日運用の要点:8月は“作業量を減らす”のが正解(倒れると全部止まる)


9月

  • 畝立て → 定植(秋冬作の山場④)
  • 活着管理
  • 雑草の初期封じ

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10月

  • 追肥
  • 土寄せ2回目
  • 害虫(地域によって)チェック

週2日運用のコツ:この月は“貯金月”。遅れを取り返しやすい。


11月

  • 収穫開始(冬ねぎ)
  • 出荷規格の固定化(時間を奪われない仕組みに)
  • 防寒・風対策

週2日運用の要点:収穫〜調整〜出荷を“作業分解”して、毎回同じ手順にする


12月

  • 収穫のピーク(山場⑤)
  • 年末は“出荷日数が減る”ので前倒し計画
  • 翌年の改善点をメモ(ここが伸びる人の習慣)

週2日で失敗しない「作業ピーク」潰し(ここが本題)

週2日ねぎ栽培の敵は、ピーク作業の集中です。
最初から潰しに行きます。

ピーク① 定植(春・秋)

  • 対策:苗のサイズを揃える/畝を事前完成/天気予報で2回に分ける
  • 可能なら:定植だけ外注 or 定植器導入(ここが最も効く)

ピーク② 草(5〜8月)

  • 対策:通路防草シート+中耕
  • “手取り除草”を主戦にすると週2日は詰みやすい

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ピーク③ 収穫(冬)

  • 対策:収穫日固定+出荷工程の型化(台・道具・置き場)
  • 収穫量を“取りすぎない”のも戦略(週2日で回る量に合わせる)

週2日向け:最小チェックリスト(毎回これだけ)

畑に着いたら、まずこれだけ見ればOK。

  • 土の乾き(極端に乾いてる/湿りすぎ)
  • 草(畝肩・通路が侵食されてないか)
  • 葉色(薄い=肥料不足、濃すぎ=効きすぎ)
  • 病気の兆候(斑点・カビ・芯の異常)
  • 倒伏(風・雨の影響)

“週2日”を成立させる時短装備(投資はここだけ)

全部揃える必要はなし。効く順に。

  1. 防草シート(通路):人生変わる
  2. 定植の時短アイテム:週2日の最重要
  3. 収穫・調整の台(作業場):冬に効く

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よくあるQ&A(副業勢が詰まるポイント)

Q. 週2日だと水やり無理じゃない?
A. “毎日水やり前提”の設計がそもそも週2日向きじゃないです。点滴・作型調整で日次を潰します。

Q. 雑草が怖い
A. 草は気合じゃなく構造。通路を防草シートで潰すだけで難易度が激減します。

Q. 何aから“小〜中規模”?
A. 目安はこんな感じ。

  • 小規模:〜10a(週末+趣味〜副業入門)
  • 中規模:10a〜50a(副業ガチ帯・段取り勝負)
  • 大きめ:50a〜(機械化・外注が前提)

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