※このテーマは 2本立てになります。
- この記事(メンタル編):準富裕層を目指す意味を腹落ちさせる
- 次の記事(実務編):どうやって準富裕層に到達するか(具体手順)
結論:準富裕層(純金融資産5,000万)は「人生の不安が小さくなるライン」
アッパーマス(3,000万〜5,000万)でも十分すごい。
でも5,000万を超えると、お金の効き方が変わって “メンタルの負荷が一段落ちる”。
まず前提:「純金融資産」って何?
NRI(野村総合研究所)の区分は、世帯の金融資産から負債を引いた 純金融資産で整理されています。
「世帯として保有する金融資産の合計額から負債を差し引いた『純金融資産保有額』」NRI
【比較表】マス層・アッパーマス・準富裕層(NRIピラミッド)
NRIが公表している図表(2023年推計)のピラミッド/表より。NRI2
| 区分 | 純金融資産の目安 | 世帯数 | 保有資産規模(合計) |
|---|---|---|---|
| マス層 | 3,000万未満 | 4,424.7万世帯 | 711兆円 |
| アッパーマス層 | 3,000万〜5,000万未満 | 576.5万世帯 | 282兆円 |
| 準富裕層 | 5,000万〜1億未満 | 403.9万世帯 | 333兆円 |
じゃあ、なぜ「準富裕層」を目指すのか(メンタルが整う理由)
1) “人生の想定外”に強くなる=不安が減る
病気・失業・転職・子どもの教育費・親の介護。
こういう「想定外」は、気合いじゃ止まらない。
準富裕層は、想定外を受け止めるクッションが厚い。
これが「腹落ち」の核。
2) お金の悩みが「節約」から「選択」に変わる
マス層は、まず家計の土台(守り)がテーマになりがち。
準富裕層が見えてくると、悩みの主役が変わる。
- ×「削るしかない…」
- ○「何に時間とお金を使う?」
これ、メンタル的にめちゃ大きい。
3) 働き方の自由が増える(“辞めても詰まない”が現実味)
準富裕層=即リタイア、じゃない。
でも “選べる” ようになる。
- 嫌な環境を変える(転職・異動・時短)
- 副業や挑戦に振る
- 家族のイベントに時間を使う
「我慢の耐久レース」から降りられるのが強い。
4) “いつの間にか上がる”ルートが実在する=希望が持てる
NRIは、相場上昇で運用資産が増えて富裕層化した層を「いつの間にか富裕層」と説明しています。
「年齢は40代後半から50代、職業としては主に一般の会社員」
一発逆転じゃなく、淡々と続けた人が上がる現象がある。
だから準富裕層は「夢」じゃなく「目標」になる。
【比較表】“お金のメンタル”はどう変わる?
| フェーズ | よくある心の声 | 腹落ちする考え方 | つまずきポイント |
|---|---|---|---|
| マス層 | 「増えない…向いてない」 | まずは“増やす前に守る” | いきなり投資で焦る |
| アッパーマス | 「これ続くかな」 | “続く仕組みが勝つ” | 相場で手を動かしすぎる |
| 準富裕層 | 「守り方が不安」 | “増やす”より“減らさない” | 集中しすぎ・リスク取りすぎ |
Q&A
Q1. アッパーマスで止まってもいい?
もちろんOK。アッパーマスは「第一ゴール」として超優秀。
ただ、準富裕層は“安心と自由の増え方”がもう一段大きい。だから第二ゴールにちょうどいい。
Q2. 5,000万ってキリが良いだけ?
キリの良さもある。でも実態として、NRIの階層区分でも 5,000万が準富裕層の線引きとして広く使われている。
共通言語になる=家族とも話しやすいのもメリット。
次回(実務編)でやること|“どうやって準富裕層になるか”
ここから先は、実務で一気に詰めます。次の記事で扱う予定:
- 純金融資産の出し方(家計の現在地)
- 入金力を上げる順番(固定費→仕組み化)
- NISA等の使い分け(迷わない型)
- 暴落時のルール(やめない仕組み)
- 3,000万→5,000万の現実的ルート(家族持ち前提)
「どうやったら準富裕層になれる?(実務編)|今日からやる順番チェックリスト」
免責
本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品や投資行動を推奨するものではありません。投資には価格変動リスクがあり、元本割れの可能性があります。税制・制度は変更される場合があります。最終的な判断はご自身の責任で行ってください。


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