結論:ビットコインと金は“ケンカしない”。むしろ一緒に入れるといい
「金=守り」「ビットコイン=攻め」
この“役割の違い”がハッキリしてるから、ポートフォリオでは共存どころか相性がいい。
実際、ステート・ストリートIMの分析では、伝統的な60/40(株60・債券40)に対して
金とビットコインを“両方”組み入れたケースが、BTCだけ入れるよりも最大下落を抑えつつ、成績が良いと示されています。 State Street+1
この記事でわかること
- 金とビットコインが共存していい理由
- 暴落時に“金だけ”踏ん張って、BTCが沈みやすい根拠
- 60/40に足したときの考え方(5%ルールの意味)
- ポートフォリオの目安
金とビットコインはそもそも“役割が別モノ”
- 金:歴史的に「ディフェンシブ(防御)」=危機時のヘッジ&価値保存
- ビットコイン:新しい「リターン源泉」=伸びる可能性の代わりに、リスク(値動き)が大きい
- 共通点:どちらも法定通貨の代替ニーズ(“alt-fiat”需要)の恩恵を受けうる
- だからこそ:金=左テール(最悪の守り)/BTC=右テール(上振れの取りにいく)として“分散”が効く State Street+1
共存していい理由
理由①:金は「株・債券とほぼ無関係」=分散の王様
金は、1971年以降の長期データで
- S&P500との相関が約0.01
- 米総合債券との相関が約0.10
と、構造的に“ほぼ別の動き”をしてきた、とされています。 State Street+1
一方ビットコインは、各国株式との相関が金より高め(0.22〜0.35のレンジ)で、株と同方向に寄りやすい局面がある、という整理。 State Street+1
理由②:暴落時、金は耐えてBTCは沈みやすい(数字が強い)
ビットコイン誕生後、S&P500がピークから12%超下落した局面を集計すると、
- 金:平均 +4.7%
- ビットコイン:平均 -35.3%
さらに、7回の下落局面のうち
- 金は6回プラス(最悪でも約-3.6%)
- BTCは全てマイナス(最大ドローダウン約-66%の局面も) State Street+2State Street+2
ここが超重要。
“同じ危機”でも、働き方が真逆だから、セットで持つ意味が出る。
理由③:60/40に足すなら「金5%+BTC5%」が“形として強い”
伝統的な60/40をベースに
- BTC5%(株から捻出)
- 金5%(債券から捻出)
- BTC5%+金5%(株・債券から按分)
を比較します。 State Street+1
ポイントはここ👇
- BTCを入れるとリターンは跳ねやすい(ただし値動きもキツい)
- 金を入れると安定化しやすい(ただし爆発力は控えめ)
- 両方入れると「パフォーマンスを上げつつ、BTC単体より最大下落が小さい」 State Street+1
(※この分析は“仮想バックテスト”で、将来を保証しない点は注意)
「共存ポートフォリオ」目安
“型”だけ置いときます。まずはこの発想で十分。
守り重視
- 株(全世界/米国):70〜85%
- 現金・債券:10〜25%
- 金:3〜7%
- ビットコイン:1〜3%
攻め重視
- 株:65〜80%
- 現金・債券:10〜25%
- 金:5%
- ビットコイン:3〜5%
コツ:BTCは“気分”で増やさない。上限を先に決める。
(値動きが激しいのが前提だからこそ、ルールが命) State Street+1
運用ルールはこれだけ(初心者ほど効く)
- 年1〜4回だけリバランス(増えた方を削って元に戻す)
- 暴騰しても暴落しても、ルール通り
- 金は「保険」:増えなくてもOK、暴落時に働けば勝ち
- BTCは「オプション」:ゼロでも生活が壊れない比率に限定
よくある疑問
Q:金とBTCってどっちが正解?
A:正解は「どっちか」じゃなくて役割分担。守りの金・伸びのBTCが噛み合う、というのが本稿の結論。 State Street+1
Q:BTC怖すぎ。持たないのはアリ?
A:もちろんアリ。大事なのは“続く設計”。ただ、少量のBTCがリターン源泉になり得る、という示唆があるのも事実。 State Street+1
まとめ:金は“下げ相場の盾”、BTCは“上げ相場の槍”。だから共存できる
- 金:株・債券と相関が低く、防御に寄与しやすい State Street+1
- BTC:ボラは大きいが、上振れの源泉になり得る State Street+1
- 60/40に足す分析では、金+BTCの併用が、BTC単体より最大下落を抑えつつ成績が良い示唆 State Street+1
※免責:本記事は情報提供であり、投資助言ではありません。暗号資産・金は価格変動リスクがあります。最終判断は自己責任で。


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