暗号資産をポートフォリオに入れる理由は?

お金

結論から。
暗号資産(主にBTC/ETH)は、「少額で効くスパイス」です。
入れる目的は“当てにいく投機”ではなく、ポートフォリオ全体の期待値を上げつつ、分散を効かせること

そして重要な補足。
ビットコインは2140年ごろ新規発行がほぼゼロになりますが、その後も需要が続き得る理由があります(後半で解説)。 River+2Investopedia+2

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ポートフォリオに入れる理由

理由①:非対称リターン(少額でも“当たり”が全体を押し上げる)

暗号資産は値動きが大きい。
だからこそ、ポートフォリオの一部にしておくと上振れの恩恵が出やすい

ポイントはここ。

  • 下限はゼロに近い(最悪シナリオ)
  • 上限は理論上大きい(普及・採用が進むシナリオ)

つまり、小さく入れてもリターンの“形”が違うのが価値。


理由②:分散効果(全部が同時に同じ動きをしにくい)

株・債券・金・不動産と、暗号資産は同じ理由で動く資産ではない時間帯があります。
相関が固定ではないから、「同時に全滅」を避ける余地が生まれます。

※もちろん、リスクオフ局面では一緒に下がることもある。だから配分は控えめが基本。


理由③:希少性(ビットコインは発行上限がある)

ビットコインは最大供給量が2,100万BTCと定められ、半減期を繰り返して2140年ごろに新規発行がほぼゼロになります。 Investopedia+2River+2
また、コード上の丸めの影響で2,100万に“ぴったり”は到達しない可能性もよく説明されています。 Investopedia

「供給が勝手に増えない」という性質は、長期では独特の強みです。


理由④:制度・導線が整うほど“保有需要”が伸びやすい

近年は、暗号資産を規制された枠組みで保有できる導線も増えました。
代表例として、米国SECはスポットビットコインETP(現物連動型)の上場・取引を承認しています。 SEC+2コングレス.gov+2

こういう導線が増えるほど、
「買いたいけど怖い」層が入りやすくなり、保有需要の土台になり得ます。


理由⑤:テクノロジーの“オプション”(未来の勝ち筋に参加できる)

暗号資産は、送金・決済・担保・金融インフラなど、用途の芽が複数あります。
全部が成功する必要はなく、一部が伸びるだけでリターンが出る可能性があるのが“オプション価値”。


BTCが「発行ゼロ」になっても需要が続く

「発行が終わったら、買う人いなくなるんじゃ?」
この疑問は自然です。

でも発行終了後の需要は、ざっくり2種類に分かれます。

需要①:BTCを“持ちたい”需要(価値保存・資産の置き場)

新規発行が止まると、供給増がさらに弱くなる。
このとき残るのは「価値保存として持ちたい」という需要です。

  • 長期保有(ストア・オブ・バリュー)の需要
  • 規制商品(ETP等)で持ちやすくなる需要

このルートは、発行が止まっても普通に残ります。 SEC+2コングレス.gov+2

需要②:ブロックに“載せたい”需要(=取引手数料需要)

2140年ごろ、マイナーの報酬はブロック補助金→取引手数料中心になっていきます。 River+2Investopedia+2
この「手数料が払われ続ける=使われ続ける」なら、ネットワークは回ります。

そして近年ずっと議論されているのが、いわゆるセキュリティ予算(security budget)
補助金が減るほど、手数料がネットワーク維持の鍵になる、という考え方です。 Onramp Bitcoin+2CoinGecko+2

要するに、発行ゼロ後の未来はこう。

  • **「保有需要」**がBTCの価値を支える
  • **「ブロック空間需要(手数料)」**がネットワークのインセンティブを支える

おまけ:いま何が起きてる?(現実の進行)

ビットコイン供給はすでにかなり掘られていて、21Mの95%が採掘済みという推計も出ています(残りは“超ゆっくり”発行)。 The Block
「発行が減っても世界が即終わらない」ことは、すでに実地で確認中、という見方もできます。

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何%ポートフォリオに入れる?

大事なのは“当てる”より“壊れない”こと。

配分目安

  • 慎重派:1〜3%
  • バランス派:3〜5%
  • 攻める派:5〜10%(上限)

10%を超えると、暗号資産の値動きが家計メンタルを支配しがち。
続かない人が増えます。


迷ったらこの2本だけ

  • BTC:希少性・ブランド・“デジタル金”枠
  • ETH:アプリ/金融の土台になり得る“インフラ”枠

草コイン分散は“分散っぽく見えて”、情報負けしやすい。
まずは2本でOK。

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リスクと対策(ここを避けるだけで勝率が上がる)

リスク一覧

  • 価格変動が大きい(メンタル崩壊)
  • 取引所リスク(破綻・停止・ハッキング)
  • 送金ミス(戻らない)
  • 税金(確定申告で詰む人が多い)

対策

  • 配分は上限10%(多くは1〜5%で十分)
  • 2段階認証、パスワード管理、フィッシング対策
  • 大きな金額になったら保管方法を見直す
  • 税計算は早めに仕組み化

よくある質問(FAQ)

Q. 「発行が終わったら誰がマイニングするの?」

A. 2140年ごろ補助金がゼロに近づくと、マイナー収益は取引手数料中心になります。 River+2Investopedia+2

Q. 「発行が終わったら需要が消えるのでは?」

A. 需要は「保有需要」と「ブロック空間(手数料)需要」に分かれます。
この2つが残る限り、需要が“ゼロになる前提”にはなりにくい、というのが基本の整理です。 Onramp Bitcoin+2CoinGecko+2

Q. 何%が正解?

A. 正解は人によるけど、迷うなら3%
「続く」「眠れる」「家計が壊れない」バランスが取りやすいです。


まとめ:暗号資産は“少額で効くスパイス”

  • 暗号資産を入れる理由は、非対称リターン・分散・希少性・制度導線・オプション価値
  • BTCは2140年ごろ新規発行がほぼゼロでも、保有需要+手数料需要で使われ続ける余地がある River+2Onramp Bitcoin+2
  • 運用は「積立+年1〜2回リバランス」だけ。これが一番ブレない

免責事項

本記事は情報提供であり、投資助言ではありません。暗号資産は価格変動が大きく、税制・規制も変わり得ます。最終判断は自己責任でお願いします。

暗号資産×制度の最新動き(参考)

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