日経平均が5万円台。ニュースだけ見ると「景気いいじゃん!」なのに、現実はこう。
- スーパーの会計が毎回しんどい
- 給料は増えた気がしない(増えても追いつかない)
- 税・社会保険料の負担感が重い
これが、いわゆる“株高不況”の感覚。
結論から言うと、個人ができる対策はシンプルです。
あなたも「株主側」に回ること=投資すること。
インフレで削られる家計を、インフレに強い資産で相殺する。これが最短ルート。
なぜ「株は高いのに生活は苦しい」のか?(株高不況のメカニズム)
1) 企業が稼いでも“恩恵が株主に偏りやすい”
株価が上がると「景気がいい」ように見える。
でも企業の利益は、まず株主への還元(株価・配当)に回りやすく、生活者が実感しやすい「賃金」への反映は遅れがちになりやすい。
2) “インフレ”が先に生活を直撃した
物価が上がると、同じ生活をするのに必要なお金が増える。
これが家計の痛みの正体。特に食料・日用品・光熱費あたりは逃げられない。
3) 賃上げがあっても“実質”で追いつかない局面がある
給料が上がっても、物価の上がり方がそれ以上なら「生活はラクにならない」。
名目では増えているのに、体感がつらい理由はここ。
4) 日経平均=あなたの景気、ではない
株価は「実体経済」だけで決まらない。
金利や為替、投資家の期待、海外マネーの流れでも大きく動く。
だから、株価が高い=生活が豊か、とは直結しない。
解決策:株高不況は「逆手に取る」。インフレに強い資産を持つ
株高不況の一番きつい層は、極端に言うとこの2タイプ。
- 労働所得だけで戦っている人
- 現金比率が高すぎて物価上昇を真正面から食らっている人
ここから抜ける方法が、投資で“資本所得”を取りに行くこと。
インフレ局面では、企業が価格転嫁できるほど売上が伸び、利益が残れば株式は追い風になりやすい。
つまり、**家計がインフレで削られるなら、資産側でインフレに追いつく(相殺する)**のが合理的。
初心者がやるべき「家計防衛の投資」5STEP
STEP1:生活防衛資金を先に確保(投資しないお金)
- 目安:生活費の3〜6か月分
- ここは現金でOK(暴落時の精神安定剤)
STEP2:NISAを最優先に“自動積立”を設定
勝ち筋は「タイミング」じゃなく「継続」。
株高でも株安でも淡々と買う、仕組み化が最強。
- つみたて設定が簡単な証券口座
STEP3:商品は“全世界 or 米国”の低コストインデックスを主軸に
銘柄当ては不要。初心者ほど、分散の効いたインデックスでOK。
- 全世界株式インデックス(1本で分散)
- 米国株式インデックス(成長寄り)
STEP4:ブレを抑えたいなら「分散」を足す
値動きが違う資産を混ぜると、下落耐性が上がる。
- 債券(値動き緩和)
- 金(インフレ・通貨不安ヘッジ)
- REIT(不動産の値上がりに“ついていく”)
STEP5:年1回だけリバランス(基本は放置)
「増えた資産を少し売って、減った資産を買い足す」だけ。
これで高値掴みを仕組みで減らせる。
- 資産配分の見える化
→資産管理アプリ:マネーフォワードME
参考:株高不況対策ポートフォリオ(例)
- 守り強め:全世界株60% / 債券30% / 金10%
- 標準:全世界株80% / 債券10% / 金10%
- 攻め強め:全世界株90% / 金10%(債券なし)
正解は1つじゃないけど、共通点はこれ。
「現金だけ」でインフレに殴られない構造にすること。
注意点:投資は“生活を救う”が、短期で夢を見ると事故る
- 借金して投資しない
- 生活防衛資金に手をつけない
- レバレッジ・信用で一発狙いしない
- 「儲かる銘柄探し」より「続く仕組み」
株高不況の時代は、投資しないことがリスクになりやすい。
でも、無理して投資するのもリスク。だからこそ「自動積立×分散×長期」。
まとめ:株高不況の“苦しさ”は、投資で相殺できる
株高不況は、ざっくり言うとこう。
- 企業の利益が株主側に寄りやすい
- そこへインフレが来て生活が先に苦しくなる
だから、個人が今日からできる解決策はこれ。
あなたも株主になる(投資する)。
今日やること
- 証券口座を用意
- NISAで毎月の自動積立を設定
- まずは全世界 or 米国インデックス1本で開始
※本記事は一般的な情報提供であり、特定商品の売買を推奨するものではありません。最終判断はご自身で。


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