3月末に配当や株主優待がもらえる銘柄を買いたいけど、「いつまでに買えば間に合うの?」で止まる人はかなり多いです。
結論からいうと、2026年に3月末を権利確定日とする銘柄は、3月27日(金)の権利付き最終日までに買う必要があります。
3月30日(月)の権利落ち日以降に買っても、2026年3月分の配当や優待は取れません。
まずはここだけ押さえておけばOKです。
この記事でわかること
- 2026年3月末銘柄はいつまでに買えばいいか
- 権利付き最終日と権利落ち日の違い
- 3月銘柄で初心者がやりがちな勘違い
- NISAで配当投資するときの注意点
【口座開設リンク】
3月末の権利取りを狙うなら、まずは国内株が買える証券口座を1つ用意しておくのが最短です。
2026年3月末銘柄の結論早見表
| 項目 | 2026年3月末権利確定銘柄 |
|---|---|
| 権利付き最終日 | 2026年3月27日(金) |
| 権利落ち日 | 2026年3月30日(月) |
| 権利確定日 | 2026年3月31日(火) |
| いつまでに買う? | 3月27日(金)まで |
| 3月30日(月)に買ったら? | 2026年3月分は間に合わない |
出典: マネックス証券FAQ
権利付き最終日の結論
2026年3月末が権利確定日の銘柄は、3月27日(金)までに買えばOKです。
マネックス証券のFAQでも、3月末日が決算の銘柄は権利確定日が3月31日(火)、権利付き最終日が3月27日(金)、権利落ち日が3月30日(月)と案内されています。SBI証券の案内でも同じ日程です。
また、楽天証券も2026年3月末決算銘柄の配当金・株主優待等の権利を取得するには、権利付き最終日である3月27日までに買付が必要と案内しています。
いちばん大事な覚え方
- 3月27日(金)までに買う
- 3月30日(月)に買っても遅い
- 3月31日(火)に権利が確定する
初心者は、「月末までに買えばいい」ではなく「権利付き最終日までに買う」で覚えるのが失敗しません。
権利落ち日の仕組み
JPXの教育資料では、配当・株主優待・株式分割などの権利を受けるには、基準日に株主である必要があり、権利の取れる売買が「権利付き」、取れない売買が「権利落ち」と説明されています。
株式は、買ったその瞬間に株主として記録されるわけではありません。
そのため、権利確定日の直前ではなく、少し前の「権利付き最終日」までに買っておく必要があります。 マネックス証券は、権利付き最終日を権利確定日を含めて3営業日前の考え方で案内しており、松井証券は権利確定日の2営業日前と説明しています。表現は違いますが、2026年3月末銘柄の具体日付は同じく3月27日(金)です。
- 3月27日(金) 権利付き最終日
- 3月30日(月) 権利落ち日
- 3月31日(火) 権利確定日
つまり、3月27日までに保有していれば、3月30日以降に売ってもその基準日分の配当・優待の権利は残ります。
権利落ち日に株価が下がりやすい理由
権利落ち日には、その基準日分の配当や優待を新しく取れなくなるため、理論上は配当相当額などを織り込んで株価が下がりやすくなります。 マネックス証券も、権利落ち日には受け取れなくなった配当相当額だけ株価が下落することが理論上あると説明しています。
3月銘柄でよくある勘違い
勘違い1「3月31日に買えば間に合う」
間に合いません。
3月31日(火)は権利確定日であって、買う期限ではありません。 3月末決算銘柄なら、買う期限は3月27日(金)です。
勘違い2「3月の銘柄は全部3月27日までに買えばいい」
これは半分正解で、半分違います。
3月末権利確定銘柄なら3月27日でOKですが、権利確定日は銘柄によって異なるため、3月中の別日が基準日の銘柄は別スケジュールです。楽天証券やSBI証券も、銘柄によって権利確定日・権利付き最終売買日が異なると案内しています。
勘違い3「配当と優待は同じもの」
同じではありません。
配当金は企業利益の一部を現金で株主に還元するもので、株主優待は商品・食事券・割引券などを提供する制度です。さらに、優待制度がない企業もあります。
勘違い4「100株買えば必ず優待がもらえる」
これも違います。
優待は必要株数が100株とは限らず、継続保有条件が付くこともあります。松井証券は、優待対象株数が最低売買単位と異なる場合があると案内しており、楽天証券も必要株数・継続保有などの条件は企業判断で変更・廃止される場合があると注意喚起しています。
配当と優待の違い
| 項目 | 配当 | 株主優待 |
|---|---|---|
| もらうもの | 現金 | 商品・割引券・食事券・ポイントなど |
| 実施の有無 | 実施しない企業もある | 制度がない企業もある |
| 金額・内容 | 1株あたり金額で示されることが多い | 保有株数や保有期間で変わることがある |
| 見るべきポイント | 配当利回り、配当方針、継続性 | 必要株数、継続保有条件、使いやすさ |
初心者向け注意点
1. 権利付き最終日だけでなく「対象条件」まで確認する
優待狙いの初心者が見落としやすいのは、日付ではなく条件です。
必要株数、継続保有条件、優待内容の変更有無は、買う前に必ずチェックしたいポイントです。楽天証券も、優待内容・必要株数・継続保有などの条件は各企業の判断で変更・廃止される場合があると案内しています。
2. 権利取りだけを狙う短期売買は思ったより簡単ではない
SBI証券は、権利落ち日には配当実施分だけ株価が下がることが多く、ノーコスト・ノーリスクで優待や配当を享受するのは難しいと説明しています。権利日だけを狙った短期売買は、初心者ほど「もらえた金額」より「値下がり」で負けやすいです。
3. 迷ったら権利付き最終日の前日までに準備しておく
これは制度ルールというより実務上のコツですが、初めて買う銘柄ほど、権利付き最終日の当日に慌てるより前日までに注文準備をしておくほうが安心です。
特に、初めて使う証券口座・初めての国内株注文・NISA設定の見直しがある人は、日付ギリギリを避けたほうがミスしにくいです。
NISAでの考え方
NISAは、つみたて投資枠と成長投資枠の2つから構成され、上場株式の投資にも利用できるのは成長投資枠です。日本証券業協会は、つみたて投資枠は一定の投資信託向け、成長投資枠は上場株式の投資にも利用できると案内しています。
そのため、3月の個別株で配当や優待を狙うなら、見るべきは基本的に成長投資枠です。金融庁のNISA資料でも、成長投資枠でA社株式を買い、配当金を受け取る例が示されています。
ただし、ここで大事な注意点があります。
NISA口座で買った株でも、配当金の受取方法が適切でないと非課税にならないことがあります。 金融庁は、NISA口座で買付けた株式の配当金を非課税にするには、受取方法を株式数比例配分方式にする必要があると明記しています。
「保有銘柄の配当基準日までに、手続を終了しておく必要があります」
日本証券業協会も、株式数比例配分方式の手続きは配当基準日までに完了しておく必要があり、必要日数は証券会社ごとに異なると案内しています。
NISAで初心者がやるべきこと
- 個別株を買うなら、まず成長投資枠を確認する
- 配当を非課税にしたいなら、株式数比例配分方式を確認する
- 権利付き最終日だけでなく、配当受取方式の設定日にも注意する
初心者向けの結論
3月末の配当・株主優待を取りたい初心者は、まずこの3つだけ覚えれば十分です。
- 2026年3月末権利確定銘柄は、3月27日(金)までに買う
- 3月30日(月)以降に買っても、2026年3月分の権利は取れない
- NISAで配当を非課税にしたいなら、株式数比例配分方式の確認が必要
権利付き最終日だけを追うのではなく、「その銘柄に本当に配当があるか」「優待条件は何か」「NISA設定は正しいか」までセットで確認すると失敗しにくいです。
【口座開設リンク】
3月末の権利取りを狙うなら、まずは国内株が買える証券口座を1つ用意しておくのが最短です。
よくある質問
Q1. 3月31日に買っても配当や優待はもらえますか?
いいえ。
3月31日(火)は権利確定日で、2026年3月末銘柄の買付期限は3月27日(金)です。
Q2. 権利付き最終日に買って、権利落ち日に売っても大丈夫ですか?
その基準日分の権利自体は取れます。
ただし、権利落ち日に株価が下がりやすいため、短期で必ず得するとは限りません。
Q3. 3月の優待銘柄は全部同じ日程ですか?
違います。
3月末基準の銘柄は3月27日が目安ですが、銘柄によって権利確定日が異なるため、必ず個別確認が必要です。
Q4. NISAで買えば配当は自動で非課税ですか?
自動とは言い切れません。
配当金の受取方法が株式数比例配分方式になっているかを確認してください。
一次情報・根拠リンク
- JPX 営業時間・休業日一覧(2026年の市場休業日確認)
- JPXカレンダー
- JPX 教育資料「知っていますか?」(配当・株主優待・権利付き最終日などの基礎)
- 金融庁 NISAを利用する皆さまへ
- 日本証券業協会 知っておきたいNISAのポイント
- 日本証券業協会 NISA口座における上場株式の配当金等受取方式に関する注意事項
- 楽天証券 【国内株式】3月末決算銘柄の取引、株主優待獲得
- マネックス証券 権利確定日とは?配当金・株主優待を受取る条件と仕組み
免責
本記事は2026年3月13日時点で確認できた公開情報をもとに作成しています。制度・日程・優待内容・配当予想は変更される場合があります。実際に売買する際は、取引先証券会社の最新案内、各社IR、銘柄ページの権利確定日・必要株数・継続保有条件をご確認ください。

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